2010年4月26日(月)、異業種間交流会"第10回東北ビジネス未来塾"が開催され、「仙台の未来を考える会」の構想について、社会人8名、大学生5名を交えて議論がなされた。
東北大Masspyからは、現メンバーの柴口、余力、小野寺、およびOBの下里が出席した。
この会は、仙台のFive Bridge(ファイブブリッジ)会議室にて、地域の様々な立場で活躍する社会人が、月に一度集まって開催する「フリーディスカッション」の場である。2009年6月より、東北大Masspyの創始者、竹井智宏がコーディネータとなって始められた。
本や新聞では得られない現場の知恵や苦悩を共有し、東北地域の産業活性化を考えていくことを目的に、毎月第4月曜日に開催されている。
第10回のスピーカは、株式会社デュナミス代表の、渡辺一馬氏。
主に下記の4つについて解説&コメントがなされた。
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19:30-20:30 自己紹介・近況報告
20:30-22:00 渡辺一馬氏より提案 「仙台の未来を考える会構想について」
1)新しい公共で、提唱されている「社会事業法人」
国は安い下請けを増やしたいだけでは? 一歩引いて考えてみよう
2)公益財団法人 京都地域創造基金
寄付をNPOに流す独自の仕組み。京都市民が発案し5年?かけて作った。理事長の深尾昌峰氏は30代。仙台でも何かできるはず。まずは、「仙台の未来を考える会」のような物を隔月程度で定期的に開催し、意見を交わす所からできないか。
3)一般財団法人 地域公共人材開発機構
同じく京都の仕組み。地域公共人材を、育成・評価する。
4)キャリア教育をサポートするNPOハーベスト
渡辺氏の携わるNPO。高校に社会人を連れて行き、車座になって意見を交わす。高校生の意識改革が得られると好評で、各校から出動要請を受けている。22年度はのべ1500人ほどの社会人講師が必要。ご協力を。
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これを踏まえ、我々東北大Masspyも、東北大生ならではの、「仙台の未来を考える会」への協力の仕方を、考えていく方針である。//
補足1:
我々としては、次の2つの強みを活かした関わり方が考えられる。今後、5代目運営メンバーで話し合いのうえ、検討していく。
・東北大学学内での告知力(フットワーク)、人的ネットワーク
・2005~2007年度の企画:異業種間交流会"20年後の仙台をつくる20名"の開催フレームワークの再活用
補足2:
終了後、武屋食堂北目町店にて、食事会があった。学生のセルフブランディングと、仙台市の各大学生の特色・問題点について、渡辺氏と小野寺が意見交換。今後のMasspyの活動に反映させるべき見解あり。
(文責:小野寺)
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