2009年6月30日火曜日

ウイイレ大会 決勝トーナメント

ウイイレ大会2009決勝トーナメントの結果です。

トーナメント
一回戦結果
準決勝結果
決勝結果
総合順位


決勝トーナメント1stログ

第一試合
エクスタシー(イタリア)×永遠にともに(ブラジル)
14分、ブラジル、左サイドから出たスルーパスで展開され、もう一度スルーパスが流れ、最前線へ。シュートを放ち、一度GKに弾かれるも、ロビーニョが冷静に押し込み、先制。23分、即座に反撃に移るイタリア。中央から流れてきたスルーパスをトーニが拾い、豪快ミドル。GKの手を弾くもゴールイン、同点。ここからはしばらくイタリアの攻勢が続く。右サイドで拾ったボールを左にサイドチェンジするなどダイナミックな攻撃を見せる。42~44分は連続CKで何度もゴールを脅かす。しかしブラジルがここからカウンターを見せる。前半ロスタイム、CKのこぼれ球を拾ってハーフラインまで持ち込む。ここで美技フライスルーパスを見せ、ロビーニョに繋ぐ。このとき不用意に35m付近まで飛び出してたGKを見事交わし、なんとこの位置から無人のゴールにロングシュート!見事に決まる。
再び追う立場のイタリア。ピルロがミドルシュートで枠を捕らえたり、中央から崩し、スルーパスを流して攻めたりなど攻勢を見せるも及ばず。ブラジルがリードを守り、試合終了。ボール支配率はイタリアが56%だったが、僅差で敗れた。
第二試合
スモークチーズ(オランダ)×FCシーザリオ(フランス)
開始早々からフランスがアンリを中心に猛攻を仕掛ける。4分、アンリが右サイドからフェイントで突破し、シュートするもGKが弾き、クリア。これを皮切りにしばらくフランスの攻勢でオランダは防戦一方。すると32分、またもやアンリがディフェンスを突破し、中央のアネルカが受け、CBを交わしゴールに流し込み、押し込み先制。これでリズムに乗ったか、38分には左サイドのサアが左からフライスルーパスを送り、アネルカがこれを流し2点目。さらに前半ロスタイム、アンリが右から崩し、中央でパスを受けたリベリーが左ポストに当てゴールを決める。前半は完全にフランスペースだった。
後半に入るとオランダが反撃の狼煙を上げる。シュート数も増えてくると、うまいパス回しでロッベン(左)→セードルフ(中央)→バベル(ゴール前)と繋いで、エリア外やや左からキレイなミドル弾道でゴールを決める。このあともオランダが攻めチャンスを演出するもゴールにはならず。オランダは、後半フランスに仕事をさせなかったが前半の失点が響き、敗退。この試合はアンリ、サア、ロッベンといったスピードスターがサイドから起点となりゲームメイクしていた。
第三試合
ANIMAL(ブラジル)×よっと(イタリア)
予選でベストバウトを見せてくれた「ANIMAL」と、Masspyオールスターズ相手に完勝を収めた「よっと」の対決。なんとロナウドをハーフ起用という采配を見せる。
ブラジルのkickoffから早速攻撃を仕掛ける。5分、右サイドを駆け上がったカカから中央にいたロナウドにパス→シュートと持ち運ぶも、わずか枠を右に外す。ここで流れを掴んだのか続く10分、右からのシウバのスルーパスロナウジーニョが反応し、角度のない所に持ち運ぶもロナウジーニョがうまく流し込み、先制弾。そしてイタリアが反撃に出る。FKのチャンスを得ると、ここから混戦を演じる。しかしゴールはできない。アドリアーノが右サイドのカカからパスを受け、きれいな股抜きでDFを交わし、強烈シュートをお見舞いするもl、キーパーにファインセーブされる。続く26分、またもスルーパスからアドリアーノがミドルシュートを放つもポスト右に外れる。守りがちだったイタリアは41分、右サイドをガットゥーゾが駆け上がり、中央のトーニにパスし、シュート。弾かれ、右CKを得る。このCKをカモラネージがヘッドで合わせ、同点とする。
後半開始早々、イタリアが追撃を開始する。50分、センターラインから流れてきたガットゥーゾからの右方向のスルーパスをジラルディーノが合わせ、なんとイタリアが逆転する。
なんとか追いつきたいブラジルはカカ、ロナウジーニョを中心にアタックする。すると64分、左サイドからダニエウアウベスのスルーパスをペナルティーエリアで拾い、ゴールと平行にGKを交わし、同点ゴールを奪う。その後もロナウジーニョが3人抜きを見せるなど、仕掛けるがなかなか両者ゴールをこじ開けられず。すると85分、左サイドからシシーニョのパスを受けたアドリアーノが、DFのチェックをものともせず競り勝ち、GKをフェイントで交わし、無人のゴールに流し込み、勝ち越し弾を奪う。試合も終了かと思われた後半ロスタイム、またもキーパーを交わしてゴールを奪った。イタリアは最後にGKと1×1を演じるも、ゴールは奪えず、このまま終了。
途中までは拮抗した展開だったが、最後に集中力が切れてしまい、そこが勝負の分かれ目となった。
第四試合
quine(イングランド)×株式会社齋藤(ブラジル)
こちらも予選で好ゲームを見せてくれた両者の対決。
7分、イングランドが攻め上がり、オーウェンがシュートを放つも、左に反れる。10分、ランパードが左サイドを駆け上がり、センタリング、ゴール前にいたオーウェンがバイシクルシュートで合わせ、一度DFに当たるもキレイに枠に入るというスーパーゴールで先制する。試合はしばらく両者攻防を続ける。
すると26分、味方からのパスをペナルティーエリア中央外で、DFに競り勝ちボールを受けたアドリアーノが左足を振り抜きシュート。GKの手に当たるも、後ろへ反れてゴールに吸い込まれる。同点にする。この後も、白熱の攻防を見せるが、前半をドローのまま、折り返す。
後半開始となると、オーウェンやデフォー、カカがミドルを見せるもどれもゴールにつながらず。
66分、ようやく均衡が破れる。中央のカカから中央左でパスを受けたロビーニョがDFと衝突し、1回転するもミドルを放ち、DFの足の間をすり抜け、キレイにゴールに決まった。激突し、1回転した後のゴールは珍ゴールかつスーパーゴールであった(笑)。74分、ロビーニョが切れ込み、そこでパスを受けたアドリアーノはシュートをねじ込み、追加点を奪う。79分にはセンターラインにいたカカからのスルーパスを受けたアドリアーノがロングを放つも、左ポストに弾かれる。イングランドはロスタイムにジェラードがシュートを放つもGKに弾かれ、ゴールならず。
結局試合は、ブラジルの貫禄の逆転勝ちという結果に終わった。
準決勝
第五試合
FCシーザリオ(フランス)×永遠にともに(ブラジル)
開始早々の2分、さあが持ち味のスピードで左サイドを突破してシュートを放つもバー上に外れる。9分、試合が動く。アネルカとアンリが攻め上がる。右サイドを突破したアンリが、中央のアネルカに流す。アネルカがスルーパスで再びアンリにボールを預けると、角度のないところから、ループシュートでないが、GKの頭の上をふんわりかすめるシュートで先制点を奪う。先制されたブラジルは、ロナウジーニョやカカで攻めるもゴールを奪うことができない。すると19分、CKを得たフランスが一度はDFに弾かれるも、再び得た左CKでゴール前で混戦を演じ、見事に追加点を奪う。27分、リードを奪われているブラジルがようやく反撃をする。中央やや左でボールを拾ったカカがミドルを放ち、美しい弾道を描いてゴールに流し込む。これをきっかけに猛攻をブラジルが始める。32分にはロナウドのシュートがポストに嫌われてしまう。続く38分、中央からのフライスルーパスを左サイドのダニエウアウベスが拾い、駆け上がりクロスを中央に上げヘッドで合わさせるも、バーに嫌われてしまう。そして43分、スローインからジュリオバチスタが右サイドのロナウジーニョに渡し、クロスをあげると処理を間違えたフランスGKクペがなんとゴールに弾き、オウンゴール。不運な展開からフランスは同点のまま前半を折り返す。
後半開始すると、互いにCKなどでチャンスメイクするも、ゴールに結びつかず、イライラの時間が続く。すると70分、アンリが放ったミドルが弾かれたところを中央にいたアネルカがこぼれ球を合わせ、ゴール。フランスの攻勢の時間が続く。85分には、シシーニョのパスからロナウドが中央で1×1を演じるも外す。ブラジルには時間のない中、更なる不幸が。ダニエウアウベスが危険なタックルで一発退場。攻撃したいブラジルはフランスのいやらしいほど美しい(笑)時間稼ぎのボールキープに太刀打ちできず。そしてロスタイムにフランスがなんと追加点を取る。ここで万事休すとなった。
第六試合
ANIMAL(ブラジル)×株式会社齋藤(アルゼンチン)
8分、アイマールがミドルを放つもGKにセーブされてしまう。11分、ロナウドが放ったシュートがGKに弾かれる。ここでCKを得る。マイナス方向に上がってきたボールをロナウドが見事頭で合わせて先制。直後の16分、畳み掛ける攻撃から、カカが中央にいるジュリオバチスタにパスをし、これを受けたジュリオバチスタが見事なロングシュートを放ち、追加点。その後も攻勢が続き、ロナウジーニョからのボールに合わせたロナウドがゴールを揺らすもオフサイド。同様に攻撃を続けていく。43分、再び動く。左のカカから中央のロナウド、左のカカに再び戻し、またロナウドがボールを受け中央からシュートを放ち、ゴール。さらに前半ロスタイム、ロナウジーニョからのパスを受けたジュリオバチスタが右隅にミドルを突き刺す。これで4点を取る。
後半に入ると、60分に左のロナウドからロナウジーニョがボールをもらい、ダイレクトシュートを突き刺し、5点。アルゼンチンはアイマールとメッシのワンツーシュートとミドル以外ではチャンスを作れず。
終盤にはアルゼンチンが反撃を見せ、見事なパスサッカーからテベスとサビオラがゴールを決めるも、序盤の失点が響き、反撃も及ばなかった。
決勝戦
第七試合
ANIMAL(ブラジル)×FCシーザリオ(フランス)
いよいよ熱戦を繰り広げてきたウイイレ大会も決勝へ。圧倒的な強さを見せてきたANIMALをFCシーザリオがどう攻略するかが見どころである。しかし、試合展開は意外な方向で始まる。
開始からサア、アネルカがシュートの嵐をブラジルに浴びせる。すると15分、左サイドの素早い突破でアンリが縦に抜けて崩し、先制弾を流し込む。先制を許してしまったブラジルは焦りからか、19分一発レッドカードで退場者を出してしまい、劣勢となる。フランスはアンリを中心にシュート、FKで猛攻を仕掛ける。ブラジルもロナウド、ロビーニョで応戦。しかし35分、またもアンリが左サイドを突破し、中央のサニョルにつなぎ、サニョルがこれを決めて2点目。前半終了間際にはサアのクロスにリベリーがオーバーヘッドで合わせる。しかしこれは枠を外す。前半はフランスが2点のリードで折り返した。
後半が開始すると状況は一転して、今度はブラジルペースとなった。ロナウジーニョ、ジュリオバチスタ、ロビーニョを中心に攻めかかる。55分、ゴール前でフリーでボールを受けたロナウドに攻め込まれえるも、ディフェンスが堅く守りきる。このまま黙っていないフランスは、60分、三度アンリが左サイドを突破し、マークのゆるい中央へ切れ込み、ダメ押しゴールを奪う。ここで試合は決まったかに思えた…。
しかし、直後の63分、ロナウドが中央のジュリオバチスタにパスをし、ゴールを決める。3-1。フランスも畳み掛ける攻撃を見せ応酬。しかし、チャンスはまたブラジルに訪れる。83分、パスワークから見事ゴールを奪い、3-2とすると、87分、ジュリオバチスタ→アドリアーノ→ジュリオバチスタ→ロナウドとゴールまで左右に振り、相手を翻弄したところでロナウドがゴールに流し込み、なんとまさかの同点弾!会場は沸いた。まさかの展開に「決勝でPK」誰もが予想外の展開に心を躍らせていた…。
しかし、最後のミラクルは残っていた!
ロスタイム、またもやアンリの素早い駆け上がりから切れ込むと、中央のアネルカにラストパス。
なんとこれを決めて最後の最後で勝ち越し点を奪い取ったのだった!
そしてこのままFCシーザリオが優勝
グランドフィナーレを見せてくれた
〔主催者講評〕
本人の「趣味ウイイレ」を皮切りにスタートしたこの企画。
実行に移すまでいろいろと大変だったが、参加者によって作られた素晴らしゲームを見ることができてよかった
アンリの早さには改めて驚いた!笑
つくづく感じたのは参加者のレベルの高さ。
今回あえて二人一組というルールを取った。単にウイイレがうまいというだけではつまらないだろう、難しくしちゃえという思惑であった。
しかし、実際やってみると、どの参加者もコミュニケーションは見事で二人で見事な試合作りができていたように思う。素晴らしい!!
あらためて参加してくださった方々、そしてウイイレ大会関係者にはこのばを借りてお礼を言いたいと思う。
みなさん、ありがとうございました
(文責:松尾)

2009年6月19日金曜日

予選2日目(6/18)試合結果

予選大会2日目の試合結果です。
なんと、はるばる東北学院大からお越しくださったチームもありました!

2日目結果

予選1日目の上位4チームと、今回の上位4チーム、合わせて8チームが決勝(6/29開催)進出です。
(文責:オノデラ)


~試合講評~

第一試合「永遠にともに(ブラジル)×アグリ(イングランド)」
試合開始時からこう着状態が続いた。しかし24分にバーの上をかする惜しいシュートをブラジルがお見舞いする。ここのながれから27分にスルーパスに反応したロナウジーニョが先制弾。ブラジルは攻撃を緩めず、35分にもポスト直撃のミドルを打つ。41分にイングランドが反撃を始める。ペナルティーエリアに侵入し、相手を脅かし、敵のファールぎみのタックルを受けるもPKを貰えず。この流れからブラジルがボールをつなぎ、中央からスルーパスを通し、アドリアーノとGKの1対1を演じるも決めきれず。
後半に入り、ブラジルが攻め続ける。57分ゴール前のもつれあいからシュートを放つも、はじかれたボールをうまく押し込み2-0とリードを広げる。イングランドの追随を許さず、シャットダウンした。
第二試合は急遽棄権したチームに代わり、代打で「Masspyオールスターズ(ドイツ)」が参戦。対するは「よっと(イタリア)」
試合が始まるとドイツはボールコントロールできず、イタリアのサイドから崩すパスサッカーに翻弄されてしまう。前半のセットプレーの3失点を含み、大量失点。ドイツはペナルティーエリアに侵入することすら許されなかった。まさしく「カテナチオ」にはまる。イタリアは速い展開から9得点を奪い圧勝。カモラネージを中心としたサイドアタックが印象的だった。ジラルディーノ4発、トニ2発、カモラネージ2発だった。大失態を犯したMasspyオールスターズは説教部屋行きになったという…。
第三試合はこちらも当日棄権のチームの代わりに参加者即席チーム「焼肉ラーメン(スペイン)」が参加。対するははるばる遠方から来てくださった「ゴミ人間チーム(ブラジル)」
ゴミ人間チームは毎日かかさずウイイレを行うという相当な玄人。その名に劣ることなく、4分に早速ロビーニョがゴールを決める。対するスペインも、先制点を取られたが、徐々に反撃を始める。トーレス&ビジャの世界最強2トップが何度もゴールを脅かす。そんな中30分に右サイドからのトーレスのクロスからビジャが頭で合わせ、同点弾を沈める。ここでリズムを掴んだスペインは畳み掛ける攻撃を見せ、なんと43分、右CKからセルヒオラモスがヘッドで合わせて、まさかの逆転弾。会場が沸く。
後半に入ってもスペインはゴールを脅かし、ブラジルも攻め続けた。拮抗したまま試合は終了し、戦前の予想に反して、まさかの焼肉ラーメンが勝利を挙げた。
第四試合「さらみち(スペイン)」×「ザ・カット(ブラジル)」
kickoff早々の7分、中盤からの絶妙なスルーパスにトーレスが反応し、中央でGKと1対1を演じる。 一度は防がれるも、難なく押し込み、スペイン先制。得点後はブラジルがCK、FKなどで攻勢に入る。前半終盤にはシャビやビジャがシュートを放つも枠を捕らえず。
後半に入るとこう着状態がしばらく続いた後、ブラジルペースとなる。アドリアーノ、ロナウジーニョ、カカがシュートの嵐。すると78分、ペナルティーエリアギリギリのところからロナウジーニョがミドルで同点にする。その後もこう着し、試合終了かと思われた89分にダニエウアウベスが左サイドを自陣から長距離を駆け上がり、ペナルティーエリア入ってからシュートを放つ。これは右ポストを叩き、カカがそこへ詰めるが惜しくも枠右に外してしまう。結局このまま試合終了でドロー。
第五試合「株式会社齋藤(ブラジル)」×「ジャイアンツ(イングランド)」の対決。
開始早々2分、ブラジルが中央からスルーパスを流し、シュートのチャンスを作った。一度弾かれるも、走り込んでたロナウジーニョが冷静に流し込み先制。
26分にイングランドはブラジルの畳み掛ける怒涛の攻めに遭う。ゴール前での打ち合いになるが、超至近距離でブラジルがまさかのバーの上に放ってしまった。しかしその直後の28分ペナルティーエリア外やや左よりロナウジーニョが芸術ミドルで先制!攻めに遭ったイングランドはロスタイムに反撃を見せる。カウンターから中央にスルーパスが流れ、これを拾ったランパードがGKを抜く。しかし無人のゴールのバーを叩いてしまった。
後半は五分の試合で、イングランドはルーニーが再三ゴールを脅かすがゴールならず。結局ブラジルが前半のリードを守って勝利した。
第六試合「quine(イングランド)」×「チームチック(スペイン)」。こちらも注目の留学生対戦。
7分、イングランドのランパードが幸先よく先制。その後は互いにシュートを放ち合い、互角の様相を見せる。前半終了間際、スペインがイングランドゴール前で怒涛の猛攻を見せるが、激しい競り合いの中でイングランドが死守。
後半に入るとイングランドが再び攻勢を見せる。57分には右サイドからのクリアをオーウェンが拾い、突破しシュートでゴールを奪う。スペインは防戦一方。80にFKでポストを叩いたのがハイライト。
その後もイングランドペースで、84分に見事なワンツーからシュートを放つもポストを弾く。しかしこの流れからデフォーがボールを拾い、ロングシュート。なんとこれが枠を捕らえる。スペインは万事休す。イングランドが見事な試合を見せた。
(文責:松尾)

2009年6月16日火曜日

予選1日目(6/15)試合結果

予選大会1日目の結果です。実力の拮抗した激戦となりました。

1日目結果

4位決定戦のPK戦は見ごたえ十分で、どちらが勝ってもおかしくなかったと思います。
一方で試合開始時間までにご来場いただけず、やむなく中止とした試合もありまして、事前申込をしたにもかかわらず参加できなかった皆様には申し訳なく思っております。
(文責:オノデラ)


~試合講評~

第一試合。ゲーム大会のオープニングを飾るこの試合は、「FCシーザリオ(イングランド)×鷹(アルゼンチン)」の対戦となった。
43分に先制点を挙げたのはイングランドを従えるFCシーザリオ!このままハーフタイムかと思われたところで得点を挙げた。しかしこのまま1点を守り開幕戦を飾るか…と思いきや、83分に鷹が同点弾をねじ込んだ! 試合は終始、拮抗したままで同点のまま試合終了。
第二試合は留学生によるチーム「ANIMAL(ブラジル)とスモークチーズ(イングランド)」の一戦。
真の意味での国際試合となり、そのキャッチフレーズに勝るとも劣らぬ大熱戦を見せてくれた。(予選の試合の中ではイチバンの激戦だったと思います!) 1分にブラジルが先制したかと思うと、続け様に6分にイングランドが同点弾。22分にまたブラジルが引き離すと、イングランドは負けじと26分に同点に追いつくと、キックオフからすぐにボールカットして展開し29分に逆転弾炸裂。ここで3-2でイングランドがリードし、前半が終了。後半がはじまると、開始早々ブラジルが49、55分に続け様に点を取り、早速逆転。そしてこのまま試合終了かと思われた81分、スモークチーズがまさかの同点弾。ロスタイムにもまさかの決勝点のシーンもあったが決まらず。結局4-4の大熱戦で幕を閉じた。すごい…。個人的にはANIMALのボールキープがうまいと思った。多彩なフェイントも開場を湧かせた。
第三試合はキャンセルの「桐朋高校サッカー部」チームに代わり、急遽参加者から募った「FCstay(イングランド)×ecstacy(イタリア)」。なんとこの2チームは東北大学に実在するフットサルクラブ。しかもお互いに知り合い同士で、先パイ後輩対決になった。因縁を感じずにはいられない試合だった。
試合はというと、イタリアが試合を支配し、ボールコントロールもよく4ゴールを決めて圧勝した。先パイが、後輩に「先パイの威厳」を示した試合となった。
四位決定戦(PK)
ここまでで予定の試合は終わったのだが、順位を決める際に、「FCシーザリオ」「鷹」得失点、総得点、ボール支配率の全ての数値で並び、勝ち抜きを決める上でPK対決を行うことになった。
緊張のPK戦。初回は両者順調に決めるも、2人目で先攻の鷹がミス。このあとお互いが順調に決めていき、後攻のイングランドが5人目となり、これを決めれば勝利というところで、真ん中下に転がすも見事に反応し、奇跡のセービング!! この瞬間、開場はかなりの盛り上がりを見せた。その後サドンデスに突入し、6人目。先攻のアルゼンチンがポストをかすめ、外したかに思われたが、ギリギリでゴールイン。冷や汗だった。しかし悪夢は7人目。アルゼンチンはシュートをセーブされてしまう。ここで後攻のイングランドが7人目のPKをきっちり沈め、万事休す。白熱の展開だった。
この結果決勝進出チームが決まり、表の結果のようになった。
(文責:松尾)