くらたまです。
昨日のミーティングの後のこと。
夜9時を過ぎ、そろそろお腹がすいてきた私たちは、いつものように晩ご飯を食べようと仙台の夜を彩る広瀬通一番町へと繰り出しました。
ところが、昨日、3月21日は春分の日。祝日営業のため、訪れる先々でいつもの選択肢を奪われていきました。いつもの選択肢は表1に記載しています。
店名 | ラストオーダー | 閉店 |
北京餃子 | 20:30 | 21:00 |
餃子の王将 仙台一番町店 | 22:00 | 22:30 |
武屋食堂 広瀬通一番町店 | 22:00 | 22:30 |
大戸屋 仙台マーブルロード店 | 22:00 | 22:30 |
路頭に迷った私たちは、こだわりを捨て、あえてサイゼリヤに向かいました。
このサイゼリヤで、この記事のタイトルである、『ORの抑圧をはねのけ、ANDの才能を活かす』事例を目の当たりにするとは思いもよりませんでした。
『ORの抑圧をはねのけ、ANDの才能を活かす』
ANDの才能とは、さまざまな側面の両極にあるものを同時に追求する能力である。AかBのどちらかを選ぶのではなく、AとBの両方を手に入れる方法を見つけ出すのだ。
(ビジョナリーカンパニーからの引用)ビジョナリーカンパニーといわれる企業では、
・「慎重か、大胆かのどちらかだ。」
・「低コストか、高品質かのどちらかだ。」
・「未来に投資するか、目先の利益を追求するかのどちらかだ。」
・「価値観を大切にする理想主義か、利益を追求する現実主義かのどちらかだ。」
という一般的にはどちらか一つしか選択できないと思える物事に対して、
『ORの抑圧』に屈することはないそうです。
どちらも選ぶことは現実として、そう簡単ではなく、
どのように両者を実現させていくかはまさしく『ANDの才能』と呼べるものなのでしょう。
食べかけのミラノ風ドリア
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私は、いつもミラノ風ドリアです。変化があるとすれば、7回に2回くらい半熟たまご付きを選ぶくらいです。いつもの私が迫られる『ORの抑圧』は基本的に以下のようにまとめられます。
ハンバーグセットを頼んで高くつく(高コスト、満腹感大)
OR
ミラノ風ドリアを頼んで安く抑える(低コスト、満腹感小)
でも、R太郎は違いました。
彼は、「じゃあ、俺は、ミラノ風ドリアと」
と?!
そして、「ハンバーグステーキで」
ハンバーグステーキ!!
ミラノ風ドリアとハンバーグステーキ!!
完全に、私の脳みそはスパークして、2014年最初のパラダイムシフトと言っても過言ではない衝撃を受けました。
ミラノ風ドリアは299円、ハンバーグステーキは399円、で結果的に、700円(税抜き)に満たないコストで、満腹感と美味しさを得るという、これぞまさに『ANDの才能』ではないでしょうか?
ANDの才能を持つ人たち |
私は、トマトクリームスパゲッティ499円、柔らかチキンのチーズ焼き499円、ミルクアイスのせシナモンフォッカチオ299円をオーダーしました。いつも、ミラノ風ドリア単品のみでオーダーを済ませていた頃とは、まるで別人のようです。
量的にも味的にも満足でした。
よくよく考えると、およそ1300円分もオーダーしてしまっているので、
全然、『ANDの才能』がないことがわかりますが、
とても感動したので、思わずブログにしてしまいました。
人生楽しいです。
トンペッパーがんばります!
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