2009年7月27日月曜日

NEW HORIZONキックオフに出席(09/07/25)

<イベント基本情報>

『New Horizon -ニューホライズン-』 第0回(キックオフ)
■目的: 仙台を拠点に活動する学生団体の代表者クラスを集めての交流、情報・意見交換
■主催: Pallet、R.C.M
■日時: 2009/07/25(土)17:30~21:00
■場所: Five Bridge 3F 会議室
■規模: 16名(うち、運営側4人)
■参加団体: Pallet、ナレコミアイセックドットジェイピーハーベストNextLinkage、Masspy
■Masspyからの参加者: 中村(代表として)、小野寺(広報として)

��会議のやくわり分担。こんなカンジだったのではないか~
(ただし、分けることを宣言したわけではなく、わたしの個人的な印象です。)
・マネジャー: (前半)パレット、(後半)R.C.M
・ファシリテータ: (前半)パレット、(後半)R.C.M
・書記: R.C.M
・メンバー: パレット、ナレコミ、アイセック、ジェイピー、ネクリン、ますぴー
・オブザーバ: R.C.M


~REPORT~

※このイベントに参加しなかったMasspyメンバーとの情報共有も意図して書いているので、ちょっと内輪向けの内容になっているかもしれません
団体間交流イベント「NEW HORIZON」のキックオフ(第0回)に出席してきました。
New Horizonは、仙台の学生団体をつなぐことを目的として立ち上げられた団体「パレット」により開かれた、団体間交流イベントです。
ディスカッションを通してお互いの団体を知り、新しい“視野"を手に入れてもらえたら、という趣旨で開催されました。
集まったのは、
・パレット 代表
・ナレコミ 代表
・アイセック 代表、他2名
・ドットジェイピー 代表、他1名
・ハーベスト 実行委員長、営業リーダー、他1名
・NextLinkage 代表
・ますぴー 代表(テツさん)、広報(わたし)
という13人の顔ぶれと、運営側として、2009年4月に結成したという商業系(収益をあげるための)企画サークル、
・R.C.M[アール・シー・エム]
の3人。
Masspyのホームページからリンクされている団体も多く、個人的にはR.C.M以外は存じておりました。
ただし、当たり前ですが各団体とも世代交代が進んでいるようで、それぞれ何人かとは、今日初めてお会いしたという状況だったことでしょう。
新しく市松模様のカーペットを敷いて瀟洒[しょうしゃ]になったFiveBridge会議室にて、イスを円形にならべて(机なしで)座っての会合でした。
今回はキックオフ――つまり、顔あわせやフィードバックを得るための試運転、のニュアンスもありますから、運営側も参加者側も「どんなもんだろう?」という心境で出席していたように思います。
個人的には、とりあえず場を見回して、他の人の意見を傾聴するつもりでおりました。
配布資料についてなど詳しくは来週のミーティング前に報告するとして、ここでは全体的な印象のみ述べることにします。
はじめに1時間ほどお互いに団体紹介をし、後半は団体運営にかかる質疑応答を行いました。
駆け出して数年、小・中規模の団体もあれば、全国規模、世界規模で活躍する団体もあり、おなじ「学生団体」というコトバでくくられてはいるものの、その運営スタイルは各団体ごとにユニークで、それぞれの設立理念に応じた別の物といって差し支えないでしょう。
現時点のMasspyに割合近いのはハーベスト、次いでナレコミでしょうか。
NPOであるアイセックやドットジェイピーは、そもそも成り立ちが別次元なので、Masspyとの類似点はほぼ皆無でしょうね。
個人的には、団体の存在は2年前から知っていたものの、直接はお会いしたことのなかったNextLinkageの方から話を聞けたのが新鮮でした。やってることは全く別ですが、「やりたい人間がいるから引き継ぐ」という運営スタイルにはMasspyに近いものがあります。
後半の質疑応答では、
・どんな楽しさを感じて活動しているのか?(=参加のモチベーションは?)
・後輩への引き継ぎ
・人を集めるには?
・スタッフのモチベーションを上げるにには?
の4点について、他団体の意見を伺いました。
なんだか、どこかで見たことのある話題ですね。(→※脚注1参照)
他の団体の方々がたいへんしっかりした運営方法を述べていましたので、Masspyの2人はもっぱら聞く側にまわってました。
個人的には次の意見をピックアップしておきます。
・新メンバーへの理念伝承は入ってすぐにおこなう(=最初にある程度理念を理解したうえで入ってもらう)
このような伝承の仕方は、今までのMasspyでは実践してこなかったように思います。(→脚注2)
これを紹介してくれたのはアイセックだったのですが、アイセックは海外インターンを扱っている都合上、リスク管理や法律についてなど、難しい作業もこなさねばならぬ責任があるため、新メンバーも含め全員でしっかり足並みをそろえる必要がある、とのことです。
ある意味、「採用面接」みたいなもんでしょうか。アイセックは本当に大規模な組織ですから、なるほど確かに理念の伝承は、入ってすぐに必要なプロセスなのだろうな、と納得できました。
��補足~
Masspyでは2009年現在、「入るときは興味本位でよい。理念伝承は1年間時間をかけて徐々に」というスタイルをとっています。今のMasspyは「自分がワクワクできる活動にだけ参加すればよい」というフリーダムなスタイルで運営していますから、入ってすぐの段階で全員に理念を伝えきる必然性はないんですよね。
・新メンバーには、活動に参加していくなかで、徐々に理念のイメージをもってもらう
・後輩を育成するような立場になったメンバーに対しては、しっかり理念を伝える
という2段階の方法、とでもいいましょうか。これを採用しています。
この背景には、理念を「上から降ってくるもの」ではなく、「自分で考えながら理解するもの」として伝えるには、はじめに枠を与えすぎないほうがいいんではないか、という考えもあります。
自分が入ったときも徐々に理解していったし、最初は「なんとなく」でもいいんではないかと、2009年度のMasspy運営メンバーは判断した、ということです。
よって、来年度以降もMasspyが続いていくのであれば、そのときの運営メンバーの考え方に応じて、この部分が変わってくる可能性は十分にあります。
��補足終わり~
今回のディスカッションは10名以上が参加していて、1人30秒ずつ話しても5分以上かかってしまう状況だったので、ファシリ側は気配りが大変だったことでしょう。
・・・次回開催予定は 2009/09/26(土)だそうで。ちょっと間があきますね。
今年のオータムセミナーは10月12日ですから、FiveBridgeがその最終調整でニギヤカになっている頃合いの開催でしょうか。
キックオフの今回は、
「各団体の代表や、団体の活動を知る人物」
に集まってもらうという趣旨での開催だったため、Masspy在籍3年目以上の2人が出席してきました。
私は2年前からこういったイベントには何度か縁があるため、ある意味「場の空気」に慣れてしまっていますが、新メンバーが出席すれば、何かしらの新鮮な感想を持つことでしょう。
世代交代後の顔あわせの意味も含め、次回の趣旨によっては、Masspy1年目のメンバーに出席してもらってもいいかもしれませんね。
以上。
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※脚注1
・どんな楽しさを感じて活動しているのか?(=参加のモチベーションは?)
・スタッフのモチベーションを上げるにには?
この2点は、2008年9月20日におなじくFiveBridge会議室で行われた「ハーベスト東京ブランチ」にて、元ナレコミ代表の川野辺さんがレクチャーしてくれた“モチ・べー・ション!!"講座で扱った内容とまったく同じ。この日、Masspyからは神山、田胡、中村、小野寺、柴口、松尾が出席した(はず。ちょっとうろ覚え。訂正があったらコメントしてください)。
・後輩への引き継ぎ
これについては、現在進行形で話し合い(2年目以上メンバー会議)、実践している真っ最中の話題ですね。
・人を集めるには?
これは、2009年8月26日にサポセンで行われた「NPOステップアップ講座~100人集めるイベントの作り方」で習った内容。この外部講習会には小笠原が参加した。
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※脚注2 新メンバーへの理念伝承は入ってすぐにおこなう、について
Masspyとして実践はしていないが、2008年6月4日に行われた「竹井さんのお話」のとき、次のようなやりとりとして話題に出てきてはいる。
竹井 「あとはね…、仕組みとして残すもの、たとえばね、まあサークル(の場合)だとして、
サークルに入るときに、もう徹底的にその理念を叩き込むっていうステップを経る、
ってのがあって、代々代々そういうことをやっていけば、一応伝わることは伝わる
んだよね。その瞬間はビデオ撮ったほうがいいんだけど」
長谷川 「やっぱり、クリエイティブなところって、そのほうが早いんですよね。基本的に。
そういうところってすぐ、(入ったメンバーが理念に従って)考えてるとか(、そういう
印象をうけます)。そういうところは知ってるんで、やっぱりそこは、すごいなと」
「竹井さんのお話」の原稿については、現在テキスト化を進めている最中。完了したら記事としてUPする予定。
(文責:オノデラ)

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